教育支援

「お金がないから塾に行けない」「経済的な事情で進学できない」
そんな声を受け止めてキッズドアは教育支援事業を始めました。
「経済的格差が教育格差であってはならない」の考えの下、
無料でありながら質の高い教育支援を多くの子ども達に提供しています。
学習支援
中学生の英語学習から大学受験まで、幅広いニーズに応じた支援を行なっています。近年は、複数の学習会を掛け持ちで受講する子や、中学校時代から高校卒業まで長期にわたり継続して利用する子が増えてきました。各学習会の出席率も年々向上しています。
生徒一人ひとりの苦手や得意に合わせた学習はもちろんのこと、大学生や社会人のボランティアとの関わりを通して人間としても成長する場を提供しています。子どもたちは勉強を通して多くのことを学び成長する、そんな場所です。



キャリア/
体験活動
キャリア/
体験活動



キッズドア東北の実績
これまで多くの方に支えられ、活動を行ってきました。その実績の中で印象的なものを紹介いたします。
累計生徒数
【 2015年度〜2021年度 】
1,701人

勉強会の累計開催数
【 2015年度〜2021年度 】
2,761回

ボランティア登録人数
【 2021年度 】
110人

高校進学実績
仙台
仙台三桜高校、仙台向山高校、仙台東高校、
尚絅学院高校、常盤木学園高校 他
南三陸
佐沼高校、気仙沼向洋高校、
志津川高校、利府高校 他
大学・専門学校進学校
山形大学、宮城大学、高崎経済大学、東北学院大学
法政大学、葵会仙台看護専門学校 他
生徒事例
キッズドア東北にやってくる子どもたちの状況はそれぞれ違います。一人ひとりの声に耳を傾け、寄り添い、励ましながら、それぞれの目標を叶えられるよう支援しています。
Aさん
高校3年生 女子
進路に悩み号泣。
最後には自分の数を叶える道を選ぶ
それらの支援を続ける中、高3生の夏、事を諦めるか悩む彼女に工場で働きながら3年間保育の短大に通える求人の紹介がありました。この求人に出会えたことがきっかけで、彼女は自分の夢をお母さんに伝え、説得。就職試験にも無事合格できました。
Bさん
高校1年生 女子
留年しても諦めずに、
関わり続ける
Bさんは中3生の頃、無料学習会に通っていました。高校進学後はしばらく顔を出さず、久々に来た時には留年が決定していました。自宅から高校までの距離が離れていたため電車を一本逃すと遅刻確定。友人の誘いに乗って授業にも出なかったため、出席日数が足りなくなったようです。
今度こそ進級したいと話すBさんはSりびんぐで勉強に取り組み始めました。しかし、途中から参加頻度が落ち始め、甘い誘惑に負けて全く顔を出さない日々も続きましたが、Bさんに辛抱強く関わり続けました。定期試験後には真っ先に駆けつけ「全科目赤点がありませんでした!」と笑顔で報告してくれました。今年の春には無事進級できることに決定しました。
Cさん
社会人 女性
シングルマザーで
正看護師資格取得をめざす
そんな折、中学校の恩師の紹介でキッズドアを知り、時には娘と一緒にSりびんぐに来て、数学と英語の勉強に助みました。半年後、Cさんは自己最高得点で高卒認定試験に合格し、約3倍の倍率を乗り越え、正看護学科の推度入試にも合格。「こんなにも安心した生活を送るのは久しぶりです。木当に頑張って良かった。」と語ってくれました。