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東日本大震災からの復興支援

東日本大震災からの
復興支援

東日本大震災で甚大な被害を受けた子どもたち、学校や子育て家庭のために
少しでも力になれればと、震災直後の2011年より支援を始めました。
復旧から復興へ支援ニーズの変化に合わせ、南三陸町での支援を今も続けています。
震災直後に支援した中学生が大学を卒業して南三陸町の復興に携わったり、
大学生になってボランティアで戻ってくるなど着実な成果も現れています。
東日本大震災で甚大な被害を受けた子どもたち、学校や子育て家庭のために 少しでも力になれればと、震災直後の2011年より支援を始めました。 復旧から復興へ支援ニーズの変化に合わせ、南三陸町での支援を今も続けています。 震災直後に支援した中学生が大学を卒業して南三陸町の復興に携わったり、 大学生になってボランティアで戻ってくるなど着実な成果も現れています。

キッズドア東北の復興支援について紹介しています。
2011年の東日本大震災以来、キッズドアは仙台に事務所を構え、仙台市と南三陸町を中心に教育支援と復興支援の活動を行なっています。
東北の全ての子どもたちが夢や希望を持てる社会のために、活動を続けていきます。

公営塾の運営

志翔学舎

志翔学舎は、宮城県南三陸高等学校(旧 志津川高等学校)の中に町の支援を受け設立された、県内では初となる公営塾です。
南三陸高等学校(旧 志津川高等学校)は南三陸町内で唯一の高校ですが、震災後の人口流出が続いていること、進学意識の高い中学生は町外の進学校を選ぶことなどから、生徒数は減少の一途をたどっています。
このままでは統廃合の可能性もあると危機感を感じた町、学校の協議の結果、より良い教育機会を提供するため、高校生の学習を支援する場として志翔学舎が設立されました。
南三陸高校生であれば誰でも利用でき、キッズドアが委託を受け運営しています。無料で受けられる志翔学舎を理由に南三陸高校に進学する生徒も増えてきています。

利用者の声

Cさん
高校3年生

本当にやりたいことを見つけ出せた

Mさん
高校3年生

自分を変えてくれた場所

私にとって志期学舎は自分を変えてくれた場所です。私が志翔学舎に行くようになったのは、開設から約1ヶ月後の7月です。苦手な英語を克服したくて行きました。また、3年生だったこともあり、進路についても悩んでいたので相談しました。志翔学舎のスタッフの方はとても話を聞いてくれたので、両親や先生より気軽に話すことができ、進路についてより深く考えることが出来ました。それに加え、面接・小論文も細かく指導してくれました。そのおかげで私は、本当にやりたいことが見つかり、大学にも合格することができました。私の夢は「南三陸町を日本で一チャレンジに寛容な町にすること」です。そのために、大学に行き、町民の主体性を引き出す力やファシリテーションカを身につけれるよう頑張りたいと思います。

学習支援

タダゼミ南三陸

2018年から、希望する中学生に向けて高校受験対策を中心とした学習支援を行なっています。
仙台の大学生が定期的に南三陸を訪れ、指導にあたります。身近に大学生と接する機会の少ない南三陸町の子どもたちにとっては、進学後のロールモデルと出会う機会にもなっています。
また、町内で働く大人をゲストスピーカーとして招き、キャリアについて考える機会も提供しています。

利用者の声

Mさん
中学3年生

分からないところを
すぐに聞ける環境だった

分からないとごろをすぐに聞ける環境だったので、とてもよかったです。南三陸高校に合格できたら、また志翔学舎に参加したいと思っています。

Mさん
中学3年生

おもしろい、
楽しいと感じるようになった

英語が全然ダメだったんですが、講習を受けて少し分かるようなりました。また、おもしろい、楽しいと感じるようになりました。