キッズドアも委員を務める「東日本大震災子ども支援ネットワーク」が行う官公民連携のための意見交換会が下記の日程で行われます。皆様お忙しいことと存じますが、ご参加を心よりお待ちしております。
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第11回東日本大震災子ども支援意見交換会
-学齢期の子どもたちの学びを支える-
震災後3年を経て、子どもたちをとりまく家庭や地域は、ようやく取り組まれ始めた被災地域の再建計画の実施により、新たな転居、保護者の仕事や暮らし方の変化などがおきています。
3年の時間の経過により、子どもたちは家庭や地域での支えられ方に差が出てきており、その違いを受け止め自分の生活や将来を考えなければならない時期に来ています。
被災地域では発災後、いち早く子どもの「心のケア」の必要性が考えられ、子どもたちの学力や学びの継続に対して、スクールカウンセラーの派遣がおこなわれました。
また家庭支援との協同の取り組みが重要ということでスクールソーシャルワーカーの配置や、不登校の子どもたちへの支援が取り組まれてきました。
にもかかわらず、不登校や退学など学びの継続の困難など子どもたちが出す警告が一層顕著に出始めています。
4年目の新学期を迎えた子どもたちについて現地からの報告や提言を受け、今後支援として何を私たちが取り組まなければならないのかについて、情報・意見交換会を行いたいと思います。
日時:2014年6月6日(金)11時~13時
場所:衆議院議員第2議員会館1階 多目的会議室
*10時30分から10時50分までに受付においでくださるようお願いします
司会進行:
・森田明美(東日本大震災子ども支援ネットワーク事務局長 東洋大学教授)
・荒牧重人(東日本大震災子ども支援ネットワーク運営委員 山梨学院大学教授)
<報告>
1. 震災3年の子どもたちの現状と支援に関する問題の整理
森田明美(東日本大震災子ども支援ネットワーク事務局長 東洋大学教授)
2. 被災地からの報告
・岩手県の高校生の学びの状況と課題 :澤瀬 清巳 (岩手県高等学校教職員組合)
・不登校の子どもを支える :江川 和弥(寺子屋方丈舎)
・子どもたちの育ちを支える教育と福祉の連携 :千葉 睦子(宮城県教育庁義務教育課)
3.国による子どもへの支援
文部科学省、厚生労働省、復興庁(予定)
4.震災子ども支援への国会議員からの発言
<討議>
<主催> 東日本大震災子ども支援ネットワーク
事務局:東洋大学白山校舎2号館608号 森田明美研究室
TEL・FAX 03-3945-7481 E-mail :info@shinsai-kodomoshien.net