7月14日、中学生向け学習会の1コマを使い、にんしんSOS仙台の活動に取組まれているNPO法人キミノトナリの皆さまにお越しいただきました。
「恥ずかしくない性のお話」のテーマに沿って恋愛や多様な性、性暴力から自分を守るために必要なことなど丁寧に教えていただきました。
聞いたことはあってもよく知らなかったお話に、皆、真剣に耳を傾けていた姿が印象的でした。
困った時には相談先があること、適切に人に頼って自立した人間になることが大切であることも教えていただきました。
終了後の振り返りでは、
「身近なことじゃないと思っていたけど、意外と身近なことなんだと分かりました」
「いままではいやらしいことと思っていましたが、命を作るという上で大切な事だと分かったし、それによって人をきずつけてしまうことも分かりました」
「ちょっと怖いなとも思ったけど、正しい知識が必要だなと思った」
といった感想がありました。
キミノトナリの皆さまには、毎年夏休みが近づくこの時期にお越しいただき、性について考える講座を開いていただいています。
学習会や居場所はこどもたちを見守る場所でもあります。
子どもたちとの会話からちょっとした言葉使いなどで普段の生活状況が見えてくることが沢山あります。
また、服装やメイク、髪の色、ネイルなど外見の変化からも、その子にとって大きな出来事があったり、普段の会話から読み取りながらコミュニケーションを図っています。
まだ思春期のこの時期に一旦変化してしまうと、なかなか今までのような自分や環境に戻ることが困難になるため、普段から子どもたちと会話や学習指導を通じて見守っていきたいと思います。
この度は良い機会を作っていただき、ありがとうございました。