この夏、キッズドア東北から4名の生徒が「ピースウィンズ・ジュニア・グローバルシチズン・サマーキャンプ2019」に参加しました。
このキャンプは、世界各国から集まった12歳~18歳の子どもたちが交流し、世界を変革するビジョン・知識・リーダーシップを身につけることを目的に、国際協力NGOであるピースウィンズ・ジャパンが開催しているものです。
昨年はキッズドア東北から2名の高校生が参加し、色々な国から来た参加者と仲良くなり、グローバルな視点を身に付けて帰ってきました。
今年参加したのは、中学生2人、高校生2人。
出発前は「初めての飛行機で不安。ちゃんと目的地に着けるかな…」「英語が通じないかもしれない…」「友達ができなかったらどうしよう…」と心配が尽きないようでしたが、キャンプ後はお土産を片手に、とびきりの笑顔で報告に来てくれました。
また、せっかくの報告を他の生徒の前でも披露してほしいとお願いしたところ、4人で協力し発表用のスライドを制作し、土日の学習会で発表してくれることになりました。
キャンプの舞台は、自然豊かな広島県神石高原町と、美しい瀬戸内海の愛媛県上島町。
7 月31 日~8月5 日までの約1 週間、日本・シリア・ザンビア・韓国・香港・アメリカなど世界中から集まった子どもたちとともに、オールイングリッシュで過ごしました。
世界で起こっている出来事、人権、環境問題などについて学んだり、夢を語り合ったり、異なる価値観を共有しながら、世界を良くするにはどうすればいいか皆で話し合いもしました。
巻きずし体験に流しそうめん、ウォータースライダーや肝試し、現地の学校訪問など、楽しいことも盛りだくさん。
言葉や文化が違っても、皆あっという間に仲良くなり、新しい物の見方やアイデアに触れることで、視野を広げ、自分の可能性や将来について考えるきっかけとなったようです。
「英語が話せなくても、助けてくれる人がいるから大丈夫。心配せずに来年ぜひ皆さんにもチャレンジしてほしい!」そんなメッセージが印象的でした。
4人がこのキャンプを通して学んだこと、感動したこと、そしてこれからの課題。
一生忘れられないような出会いや素晴らしい経験が、これから何かに一歩踏み出すキッカケになれば嬉しく思います。