【プレスリリース】ボランティアによる無料の高校受験講座[タダゼミ] 冬期講習 東北3県7か所で実施

<報道関係各位>
プレスリリース                    2010年12月12日

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ガンバレ!東北の中3生 震災で高校受験をあきらめないで!
ボランティアによる無料の高校受験講座[タダゼミ]冬期講習
東北3県7か所で実施
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プレスリリース原稿(PDF、1.5MB)

この度、特定非営利活動法人キッズドア(理事長 渡辺由美子、東京都中央区)は、被災した地域・学校の中学3年生を対象に、無料で高校進学のための冬期講習を東北3県7か所(岩手県釜石市、宮城県仙台市他2か所、福島県会津若松市3か所)で行います。

教職員志望の現役大学生や小中高校の教員経験者らが、指導ボランティアとなり、中学3年生向けに「高校入試対策」や「学習内容の学び直し」に取り組みます。

ボランティア向けには、事前に説明会を行うと共に、研修を行います。研修は12/17(日)@仙台会場、12/23(金)@東京会場を予定しています。

被災した地域では、仮設住宅で勉強部屋がなく受験勉強がはかどらない、保護者が職や財産を失い塾等に通えない、引っ越しをしたり、道路等のインフラが整わないために志望校を変更せざるを得ない、など受験生には厳しい環境です。

また震災によるショックが大きく勉強に身が入らない、休校が長かったために学校の授業進度が早くなり学習内容の定着が難しい等の事情もあります。

当冬期講習では、入試対策以外にも、勉強の仕方といった初歩的なことや、進学意欲を高めるために、「高校・大学での生活就職とはどういうことなのか」を座談会形式で話す時間を設けるなど、生徒の今後の生き抜く力を身につける機会の1つになるような講座を目指しています。

なお、当ゼミは、中学3年生の進路が決まり、卒業するまで継続的に行う予定です。

当事業は多くの財団や企業様からのご支援および、教育委員会、学校、地域のNPO等のご協力のもとに実現が可能になりました。この活動を継続・拡大するためにも、ボランティアでの参加やご寄附等のご協力をよろしくお願いいたします。

<実施場所等の一覧> ※クリックすると拡大表示されます
実施場所一覧 【協力企業等】

■寄附:
・アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.
・財団法人 日本音楽財団
・公益財団法人 東日本大震災復興支援財団

■寄贈:
・ゴールドマン・サックス証券株式会社

■協力:
・株式会社 ベネッセコーポレーション
・株式会社 日本コスモトピア

■共催:
・釜石市教育委員会
・南三陸町立戸倉中学校
・気仙沼市立大島中学校
・特定非営利活動法人 寺子屋方丈舎

■後援:
・大熊町教育委員会 

 

【ご協力頂いている財団・企業のご紹介】

■ 寄附・助成 (50音順)

  • アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.
    アメリカン・エキスプレス・カード会員様のカードのご利用による寄附金は、公益社団法人日本フィランソロピー協会が運営するフィランソロピーバンク「アメリカン・エキスプレス東日本大震災こども支援基金」を通じて、被災した子どもたちの支援に役立てられています。仙台および会津若松での高校受験対策講座[タダゼミ]を応援しています。
  • 財団法人 日本音楽財団
    2011年8月31日に東京で開催した「ストラディヴァリウス&N響チャリティコンサート」の収益金により、釜石市中学3年生の高校受験対策講座を応援します

■ 寄贈

■ 協力(50音順)

  • 株式会社 日本コスモトピア
    自学自習を補助する教材出力システム「学習クラブ®」の無償提供により、東北地域の生徒と先生方の応援をします ※気仙沼市教育委員会を通じて、市内全小中学校に無償で納入しています

■ 共催

  • 特定非営利活動法人 寺子屋方丈舎
    不登校・引きこもり・ニートと呼ばれる若者のフリースペース事業等を通じて、子どもの社会参画を支援しています。震災以降、会津若松市内に避難してきた子ども達が安心して「遊び」、「学び」等を通じて子どもに寄り添いながら未来の大人として成長してゆく事を支援します。小学生向けに学童保育事業、中高生向けにはキッズドアと協働で学習支援を行います。

【本件に関する問い合せ先】

特定非営利活動法人キッズドア 東北本部 事務局 (担当:片貝、岩切)
〒980-0804 宮城県仙台市青葉区大町2-6-27 岡元ビル 7階
TEL:080-3341-3336 / FAX:03-5201-3712
メール:tohoku@kidsdoor.net

【ご寄付のお願い】

復興までには、5年、10年、15年と息の長い取り組みが必要だと考え、私たちも東北地域に根付いた活動をして参ります。
一人でも多くの子どもたちの笑顔のために、ご支援・ご協力をお願いいたします。

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