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【報告】4/28〜6/28 東京都港区の避難所の学習室運営

遅ればせのご報告で恐縮ですが、NPO法人キッズドアでは、4月28日から6月28日まで、東京都港区の大型避難所で、東京弁護士会様の主催する小学生の学習室の運営をお手伝いいたしました。

震災以来、各地を転々として避難所にいらした子どもたちは、新学期が始まっても、小学校になかなか通うことができず、避難所の中で子どもの居場所もありませんでした。

子どもたちの学習遅れを防ぐために、毎日午前10時〜17時まで、学習室をオープンし、小学生(一部未就学時)をお預かりし、ボランティアが学習支援を行ったり、時にはワークショップ等を行いました。

 

避難所には、老若男女たくさんの方々がいらっしゃり、長引く避難生活で皆さんストレスが高く、子どもたちが施設内でちょっと走ったり、大きな声を出すだけで注意を受けるなど、子どもにとっては大変生活しづらい場所です。

 

その中で、学習室は子どもたちが安心して過ごせる場所、子どもたちが可愛がってもらえる場所として保護者の方にも大変喜ばれました。

 

期間中、毎日5〜10名のボランティアの方が必要であり、キッズドア主催の「ボランティアのためのメンタルケア講座」を受けた方を中心に、連日多数のボランティアの方にご協力いただきました。

また企業の方にお願いし、毎日2〜3名の社員の方をボランティアとして派遣いただいたり、インターナショナルスクールの高校生に定期的に来ていただくなど、たくさんの方々のご協力の元、長期間の学習室の運営を実施することができました。

 

皆様のご協力ありがとうございました。

 

キッズドアでは、避難所を出られた後も、避難されている子育て家庭の支援を続けています。