震災などによって経済的な理由から塾に通えない中高生が、進学や就職を諦めることの無いよう、定期的な学習支援を開講しました。夏期講座は、仙台で8/10~8/14の5日間。会津若松で8/16~8/20の5日間行いました。
場所は、特に、民間賃貸住宅(みなし仮設)の子どもも参加できるように、市内の会議室等を借りて実施しました。
当講座では、「自ら学習する習慣を身につけ、自ら困難を乗り切る力をつけること」を目的にしています。単に入試で良い点数を取るためでなく、将来について講師と話しあいながら、生徒一人ひとりが自分の将来を考え、そのために何をすればよいかについて計画を立てながら参加できるように工夫しています。
夏期講座には、全国や海外から、学生、社会人、現職の先生が参加して、個別指導に当たりました。
講座を終えた生徒の声
- 苦手なところでも自信を持って問題に臨めるようになった。
- 勉強の仕方が分かった。学習計画も立ててもらえたので、やる気が出た。
保護者の方々からの声
- 夏期講習でご指導頂いたスタッフの方々に憧れを抱き、学習の他にも学ぶことがあったようです。人として学び得たものは大きいと思いました。
- 先生とコミュニケーションを持ちながら学習し、目の輝きが変わって来たことに気づき、息子の口から『俺、今まで甘かったから、真剣にやってみるわ』と言われ、親として大変驚いていると共に、先生方に感謝しております。
会場では、フードバンクのセカンドハーベスト ジャパン様からお菓子と飲み物を頂きました。生徒から「とてもおいしい」と評判で、休憩時間に笑顔で話しながら頂きました。
参考書等の学習補助教材は、NPO法人ジャパンハート様(途上国や震災エリアに医療ボランティアを派遣)から、たくさん寄贈頂きました。
当講座は、9月以降も月2回程度、定期的に実施していきます。また、12月末からは、冬期講習を行います。