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現場で活躍する講師を紹介します!Part2

東北の現場ではどのようなスタッフが活躍しているのでしょうか? 現場で活躍するスタッフを随時紹介していきます。 その第2回目となる今回紹介するのは浜端君です!

■名前 浜端 悠祐 (ハマバタ ユウスケ)

■大学名・学部・学年 東北大学法学部法学科4年生

■出身地 兵庫県! 浜端1

Q1.なぜ、ボランティアとして活動することに興味を持ったのですか?

中学生のころから、「教育格差」に関心があったからです。 実は、私の動機は、「通っていた学校」と「地元の学校」とのギャップにあります。 私は中学生の頃から、兵庫県の中高一貫校に通っていました。 その学校は、生徒にとってはとてもいい学校で、いつも「上を見ている」ところでした。 成績でクラス分けがなされ、「良い教育が受けたければ勉強する。勉強した分だけ、良い環境が得られる」という考えが生徒に浸透していました。 学校としても、私立中学校として、成績が良い生徒を伸ばすことで、実績を上げようという考えがあったと思います。 ギャップを意識するようになったのは、公立校に通う地元の友達の話を聞いてからです。 「クラスに授業に全くついていけないから、どうにかして欲しい」。 「経済的な問題や扶養者に問題を抱える友達もいる。私立は問題なくバリバリやってんだろ?中学校からこんなに差があって、高校入試で平等に戦えるわけない」。 私立中学校で過ごすなかでは、考えもしなかったことでした。 自分は、ただ一生懸命勉強していたつもりです。 勉強も、少しだけ得意なつもりでした。 でも、もしかしたら何かに守られていたのかも知れません。 考えてみれば、私はお金を少し多く出してもらって私立に通っていたし、数年間塾にも通いました。 それがなければ、たぶん高校も別のところに行っていただろうし、今の大学に通えてはいなかったと思います。 結局、勉強の出来不出来は相対的なものです。 「自分は勉強が苦手だ」という中学生の中には 学校の先生から満足な指導を受けられなかった生徒が必ずいます。 そんな生徒が、塾に通っている生徒に、太刀打ちできるでしょうか? 「勉強が苦手」、それは本人だけのせいではないはずです。 家庭や経済環境、社会の問題が積み重なって、 抵抗できない子供に押し付けられていると感じています。 …という思いが私が中高生のころに燻っていたわけです! だから大学生活を食いなく過ごすには、教育支援をすることは避けては通れないなと。 もちろん根本的な解決のためには、政治家や教育関係者の方々の行動が不可欠です。 もっというと、国民が教育に対してより深く関心を持つべきと思います。 ただまぁ、法律や社会が変わるまで、かなりの年月が必要です。 変革がなされるまでに、悲しい思いをする生徒が少しでも少なくなればいい そう思ってボランティア活動を始めました。  

Q2.キッズドアで活動することにしたきっかけは何ですか? また活動をしてみて、やってみる前とイメージの違ったと感じたことがあれば教えてください。

ネットで「ボランティア_教育_仙台」で検索したら、キッズドアが一番上に出てきたからです(笑)。 たくさんの企業とタイアップされているので、安心感もありました。 団体の雰囲気ですが、なんか楽しいところだなぁ、と(笑)。 やはり同じ年ごろの学生同士が集まるので、活動自体も盛り上がりますし 社会人の方と話すことが出来たので、後の就職活動にも役立ちました。 なにより、中学生が素直でいいです(^o^) 「勉強したくない―」って反抗してても、やっぱり本心は勉強が出来るようになりたい。 こちらがうまく説明できると、「分かった―!」って喜んでくれるし 説明ベタだと「う~ん」って顔をします。 よし分かった、もっかい説明するよ(笑)。 結局、ボランティアも人と人の関わり合いという点ではアルバイトや日常生活と変わりません。 一度参加してみて、「自分に」メリットがあれば続ければいいと思います 自分のオフ時間の使い方です。 自分にメリットがなければ、出来ないっすよ(笑)。 メリットは、例えば、「ありがとう」って言ってもらえることにやりがいがあったとか 就職活動に有利だからとかで構わないです。 他にも教員志望で教える経験がしたいとか 単に人としゃべるのが好きだから、とか。 もちろん、外から見てるだけじゃわからないと思うので 気が向いたらキッズドアへ!ですよね(笑)。 強引な勧誘はしないので。 だって、それすると嫌われるじゃないですか。 俺、人から嫌われるのはイヤですから。

浜端3

Let’s search for fun!! ぜひ皆さんもタダゼミに参加して 生徒との交流やボランティア同士の交流から やりがいや楽しみを見つけてみませんか?