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ボランティアインタビュー vol.3

キッズドアで、生徒の皆さんに勉強を教えてくださっているボランティアの皆さんにインタビュー!
続いては、タダゼミボランティアとして活躍している社会人の鈴木順也さんと、大学生の佐藤花歩さんです!

 

◆ なぜキッズドアでボランティアを始めようと思ったんですか?

順也さん:― そもそも大学生のときに家庭教師や塾のアルバイトをする傍ら、教職もいいなぁと思って途中までは免許をとるための勉強もしていました。ただ、先生の勧めや、就活と重なることもあって、技術者の方に行こうと思い、一般企業への就職を選びました。
就職したら地元の広島で勤務するつもりが、いろいろあって仙台に来ることになって…。知り合いも少なく寂しいなぁと思って、これまでの経験をいかして勉強を教えたりできるボランティアがないかなと探しました。その中で、仕事が休みの土日に参加できるという理由で、キッズドアでの活動を決めました。

 

◆ ボランティア自体にもともと興味があったんですか?

順也さん:― 通っていた大学が中国と提携を結んでいて、留学生の日常的なお世話や交流をするボランティアはやっていたということもあり、ボランティア自体に抵抗はありませんでした。

 

◆ 花歩さんも、ボランティアをやってみようと思ったキッカケを教えていただけますか?

花歩さん:― もともと教育に興味があって、大学でも今教職をとっています。
大学に通い始めたら、塾講師のアルバイトをしようと思っていましたが、大学側が紹介していた教育系のボランティアにも興味があってそちらに行こうと思っていたところに、ちょうど大学でキッズドアの説明会があり、紹介を受けたんです。

◆ そうだったんですね!いい方に登録してもらえて良かった!

花歩さん:― スタッフの方に活動についていろいろ聞かせていただいて、是非やってみたいなと思って、参加させていただきました。

 

◆ キッズドアでボランティアをしてみて、実際どうですか?やりがいは感じますか?

順也さん:― 思っていた以上にやりがいは感じています。一生懸命教えたことを忘れずに覚えていてくれたり、生徒さんと仲良くなれた時に、やってよかったなぁと思います。

花歩さん:― 私はまだ授業をしたことがないので、順也さんほどやりがいはまだ感じられていなくて。まだまだ教え方など手探りな感じです。

◆ 順也先輩から何かアドバイスありますか?

順也さん:― 家庭教師や塾の講師をしていたときには、マニュアルがありましたが、結局は役に立たなかった。もう実践で当たって砕けろです。こちら側が一生懸命教えると、生徒側もそれをくみ取ってくれるんです。

 

◆ 生徒さんは素直ですか?

順也さん:― 素直でかわいいですよ。
わからないときはそうハッキリと言ってくれるし、伝えたかったこも「こういうことですか?」と返してくれる。迷わずに生徒さんに気持ちをぶつけてみてもいいと思います。熱意が伝わればちゃんとついてきてくれますよ。

花歩さん:― はい!参考にしてみます!

 

◆ 難しいなと感じること、壁にぶち当たることなんてありますか?

順也さん:― 何人も教えていて、同じ説明をしても全員が皆理解してくれるわけじゃない。いろんな問題を抱えている子だとどう接していけばいいか悩むこともありますね。

花歩さん:― わたしは英語以外わからない!と焦るときがあります(笑)得意な教科以外教える自信がなくて。。。

順也さん:― 僕もそうですよ!わからなかったら、そう言えば大丈夫。突き放すわけじゃなく、「一緒に考えよう!」って寄り添う。逆に生徒さんのほうが先にわかることもあるんですけどね(笑)

◆ その科目が得意な講師さんの授業を参考にしたり、教え方のコツを教えてもらうのもいいかもしれないですね。

 

◆ 生徒さんたちにどのようになってほしいと思っていますか?

順也さん:― 自分のやりたいことを見つけてほしいです。見つけられなくても、まずはやりたいことを躊躇わずにやってみてほしい。今失敗しても今後に影響があるわけじゃない。もし第一志望の学校に進学できなくても次がある。いろんなことにチャレンジしてほしいです。

花歩さん:― 私も同じ想いです。
私の友人の実際の例をあげると、第一志望の学校に行けなかったけれど、今は自分の夢のために専門学校に通って頑張っている。軌道修正はいくらでもできる、恐れずに何でもやってみてほしいと伝えたいです。

◆ そうですね。何かにつまずいて失敗しても、やり直しはきくし、恐れずにチャレンジしてほしいですね。お二人のように、勉強以外のことも教えていければと思います。
順也さんには仕事をしながらキッズドアのボランティアに参加していただいていますが、仕事とのバランスってどのようにとっていますか?

順也さん:― 時間の作り方については、仕事とボランティアの時間としっかり分けて、できないときは他の方に依頼するなど、無理しすぎないことを心掛けています。

 

◆ 大変だなと思うことはありまか?

順也さん:― それは毎週思ってます(笑)

◆ そうですよね~すみません!何が一番大変ですか?

順也さん:― 生徒と講師の相性もあるので、個別指導の割り振りが難しい。クラスリーダーということもあって、いろんな方から相談ある。相談事と自分の悩みが同じこともあって困ることもあります。

◆ 頼られているんですね。順也さんが答えを出さなくても、ただ共感してほしいんだと思います。一緒に悩んでくれる誰かがいるだけで心強いものです。

順也さん:― 新しく入った講師の方にも授業を担当してもらいたいなぁとも思っています。

◆ 花歩さんもこれからは英語の授業にぜひチャレンジしてみてください!

花歩さん:― はい!頑張りたいと思います。今は私の大学から参加している人が少ないのですが、これから増えて行くと心強いなぁと思います。

◆ 花歩さんのような学生さんに来てもらえるように、また説明会に行かなくちゃですね!

「ボランティアインタビュー vol.3」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: ボランティア講師インタビュー vol.2 – NPO法人キッズドア東北事業部 "support your will"

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