南三陸町は、12月になると同時に気温が急激に下がり雪も降り始めました。
宮城県内唯一の公営塾である志翔学舎、そして志津川高校の様子を今回のブログでは紹介していきます。
12月の志翔学舎の様子
志翔学舎では、放課後の生徒たちが外にある渡り廊下を渡って来所します。
そのため、生徒たちは口々に「寒い」と言って、志翔学舎内のストーブの周りに集まってきます。
12月にはいり、その様子が毎日見慣れた光景となりました。
暖を取るだけでなくゲームや何気ない話で盛り上がることもあります。
中には、ストーブから離れたくなくて机を近づかせて勉強する生徒も出てきました。
最近の嬉しい出来事は、進路報告を志翔学舎に伝えにくる3年生が増えたことです。 一緒に入試問題を解き、面接の練習をしたスタッフとしては感慨深いものがあります。
進路が決まった生徒たちはそれぞれの時間を志翔学舎で過ごします。
例えば、自動車学校の頑張りを教えてくれる生徒や、進学先から送られている課題に取り組む生徒、3年間の高校の復習を自習室で黙々と振り返っている生徒が見られます。
卒業までの約3か月間を大切に過ごしてほしいと彼らを見ていると思います。
志翔学舎専用LINE
志津川高校の生徒に有益な情報を発信するためにLINEを活用しています。
志翔学舎専用LINEでは、ジャンルを問わず様々な情報を発信しています。
学習や就職に関連したテーマに限らず、奨学金情報やzoomでのオンライン講座のお知らせなどといった内容を毎週のように配信しています。
そして、2つ目はLINEのアイコンです。
志津川高校の生徒がiPadのアプリ「アイビスペイントX」を用いて毎月オリジナルアイコンを作成しています。
季節に関連したものから自作のキャラクターまで、アイコンの種類は個性にあふれています。
上記の写真は一例です。
描いてくれた生徒は「描きたい季節の行事に関して、構図やキャラクターの位置を工夫するようにしています。」と話してくれました。
「次もアイコンを描いてみたい。」という声もあり、描いてくれる生徒の皆さん、いつもありがとうございます。
学生寮の建設が進行中
志津川高校では、来年度から県外からの生徒を迎え入れる「kizuna」留学が始まります。
それに伴い、kizuna留学生用の寮が建設されています。
寮は志津川高校から徒歩で約20分の場所にあり、部屋数は全部で24あります。
寮の中にはトレーニングルームも併設され、食堂では1日2食提供されます。
また、寮から100m圏内にはスーパーや図書館などもあります。
これから県外からやってくる新入生だけでなく、在校生たちの反応も楽しみです。
旧体育館解体工事
志津川高校には現在体育館が2つあります。
新しく出来た体育館を今は使用しており、もう1つの旧体育館は使用されていません。
そのため、旧体育館は取り壊すことになり、現在解体工事が進められています。
生徒にとっては思い入れのある体育館であり、3年生は学年全体で自分達の思いを旧体育館の壁に書いていました。
中には「友達の定義とは」といった興味深い内容もありました。
旧体育館跡地には、テニスコートが新設予定になっており、テニス部の生徒はとてもワクワクしています。
旧きものから新しいものへ。
来年度からは校名も志津川高校から南三陸高校と変更になります。
再生をしていく志津川高校、そして南三陸町。
私たちは変遷していく歴史の中で生徒たちと日々過ごしています。
キッズドアでは、宮城県内唯一の公営塾志翔学舎の運営をまかされています。
子どもたちへの支援に一人でも多くの支援が必要です。
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