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現場で活躍する講師を紹介します!Part6

東北での学習支援ボランティアの現場では、どのようなスタッフが活躍しているのでしょうか?
 6回目の今回は、阿部優季奈さんです。

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阿部ちゃん1

■名前
阿部優季奈(あべ ゆきな)
 
■大学名・学部・学年
東北大学法学部2年
 
■出身地
山形県鶴岡市
 
■所属している部活やサークル
東北大学混声合唱団(週2~3)・東北大学軽音楽部feel in free・アステロイズ(週3)アカペラサークルdel mundo(月数回)・東北大学模擬裁判実行委員会(10月~11月は週6、その他不定期)
 
■私のお勧めスポット
仲の瀬橋(自転車でゆっくり走りながら、広瀬川からふく風をうけるのはとても気持ちがいいです。眺めもきれいなので写真を撮っている方もしばしばみられますね。)
 
Q1.得意な教科は何ですか?また、教える際にはどのようなことに気を使っていますか?
私は英語が得意(とまで言えるかわかりませんが)、好きで、キッズドアでも英語を担当させてもらっています。振り返れば中学1年生のころ、合唱団に所属していたため音楽国際交流でシカゴに行く機会があったのですが、習いたての教科書に出てきた英文「Is your home near here?」を使ってみて、外国の方と会話らしい会話ができたことが感動で、自信になり、英語が好きになった気がします。
 英語が苦手な生徒は、まずどこでつまずいているのかを把握してあげることが大切です。わかる、解けるという小さなうれしい気持ちの経験を積み重ねていってほしいという気持ちで、授業は丁寧に進めるように心がけています。ボランティアの方々に協力していただいて、わからない様子の生徒には手厚くフォローができるようにしています。
 
Q2.なぜ、ボランティアとして活動することに興味を持ったのですか?
 東日本大震災では、東北の多くの人が苦しみ、悲しみました。しかし私の地元は、東北にもかかわらず被害はほとんどなく、あまりその苦しみを実感できませんでした。そのため、仙台に進学したからには、震災復興のためになにかしたいと思っていました。また、子供と接することが好きなので、自分が元気をもらえるという点でも、このボランティアをしてみようかと興味を持ちました。
 
Q3.キッズドアで活動をすることにしたきっかけは何ですか?
また、活動をしてみて、やってみる前のイメージと違ったと感じたことがあれば教えてください。
 進学してまもなく、新入生を歓迎する行事があったんですが、その際にキッズドアに所属していた先輩に気さくに声をかけられ、やってみようかなと思い始めました。
 実際に活動してみると、子供ひとりひとりがどんなことで困っているかは把握できても、それをいい方向に持っていくためにどう具体的に活動すればよいのかを考える、実行することが難しいなと率直に思います。
 
Q4.最後に、大学生活やこれからの人生の目標を教えてください。
 大学生になって、感謝の気持ちはとても大事だなと思う出来事が多々あります。たくさんのサークルに入っている分、迷惑をかけることも多く、助けられてばかりです。「この人がいてくれてよかった、ありがとう」という気持ちを忘れずに、また、そう思うばかりではなく私もそう誰かに思ってもらえるように、中身のある人間になりたいなと思っています。何かで見ましたが、人間が変わるには、時間配分を変えることが一番効果的で、決意することが一番無意味なのだそうですね。このことを肝に銘じて、甘ちゃんを卒業して立派な社会人になれるように努力しようと踏み出そうとしているところです(笑)

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忙しい合間を縫って、ボランティアに参加してくれている阿部さんでした!
子どもに伝えるのって難しいですが、わかってもらえたときはとっても嬉しいですよね。
学習ボランティアをしてみたい!という方は、こちら(http://kidsdoor-fukko.net/?p=1857)をご覧ください。