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南三陸高校・歌津中学校・志津川中学校でのワークショップ(前編)

「宮城県NPO等の絆量を活かした震災復興事業」の補助金を活用し、9/7(木)~9/8(金)の2日間、南三陸町の中高生を対象に進路ワークショップを開催しました。

 5人の大学生に講師役として参加してもらい、南三陸高校(旧志津川高校)、歌津中学校、志津川中学校の3校で開催しました。

 1日目は南三陸高校の1年生が対象。普通科2クラス、情報ビジネス科1クラスの生徒へ向けて、自分の高校時代を踏まえつつ、大学進学を目指したきっかけ、現在の大学生生活の様子など5人それぞれの経験談を話してもらいました。

 初参加の大学生は始め緊張している様子でしたが、徐々に自分から生徒へ質問を投げかけたり、上手に生徒たちとのコミュニケーション進めることができていました。

 ワークショップ終了後、南三陸高校内にある公営塾「志翔学舎」では、生徒への勉強をサポートしたり進路相談を受けるなど、放課後の時間も有意義に過ごしていました。

 ワークショップを受けた南三陸高校の生徒たちからの感想です。

・自分の考えや意見をしっかりと持ち、経験を積み上げていくことが大切だと感じた。
・自分の高校卒業後の進路について考え、そこに向けてどのように歩んでいくべきか考えていきたい。
・明確な夢がなく高校卒業後は就職かな?と思っていたが、大学にも行けるんだなと自分の世界が変わりました。
・自分は就職か進学で迷っているのですが、今日の話を聞いて進学したいという興味がわきました。

今回のワークショップの中には、実際に進学と就職のどちらを選択するか迷っている生徒もいたようで、大学生の話や考えを聞いて各々が進路に向き合う良い機会となったようです。

後編へ続く・南三陸高校・歌津中学校・志津川中学校でのワークショップ(後編)