春休み期間中に、風の時編集部の皆様にご協力いただき「ここダネ!駅東探検」を行いました。
中高生&大学生ボランティアが昭和時代の仙台駅東口の写真を手に街歩きし、現在地を特定、定点撮影にチャレンジしました!
キッズドア仙台教室がある仙台駅東口は楽天モバイルパーク宮城へ向かう宮城野通やオフィスビルがあり、多くの人で賑わっています。しかし、30年ほど前までは「駅裏」と呼ばれ、仙台空襲で焼け残った古い民家が建ち並ぶエリアでした。
再開発を経て大きく変化したまちを歩いてみると、わずかに残る昔の痕跡を発見することができました。
参加者が撮影した今昔定点写真は教室に展示中です。イベントに参加しなかった中高生やボランティアの皆さんも展示写真を通じて見慣れた風景の新たな一面を知り、世代を超えた交流が生まれています。
約70年前、教室がある町内の方々が子ども達に学習会を開いていたという新聞記事を見つけました。大学生がはりきって時間割を考え、勉強を教えていたそうです。キッズドアがこの場所で今、活動していることに不思議なご縁を感じています。
今年度も地域の皆様のあたたかいご支援に感謝しながら、子ども達の多様な学びをサポートして参ります。
風の時編集部の皆様、この度は楽しいまち歩きの機会をいただき、ありがとうございました。
《参加者の感想》
・これまであまり周りを見ていなかったことに気付いて、面白かった。続きをやってみたい。
・初恋通りは知っていたが、由来が知れて良かった。
・新しい建物が多いようで古い建物も残っていることに気付いた。
・仙台駅東口は通っていたが、普段行ったことがないところに行けて良かった。
・西口にあるSENDAIモニュメントが東口にあったことを初めて知った。触ってみたい。
※アーカイブ事業「ここダネ!」「2024年度文化芸術を地域に生かす創造支援事業」
※参考文献:東七、八番丁史実行委員会/著『東七、八番丁史』1995年(p.65)
