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勉強方法をお互いに学ぶワークショップ開催(志翔学舎の取り組み)

6月に開催される定期テストを前に5月中旬、志翔学舎では各学年に向けて勉強法のワークショップを行いました。
 
自分自身に合う学習方法を探し、テスト期間中の生活習慣などを考える機会として2日間開催しました。

高校の定期テストが初めてになる一年生。

ワークシートに学習面・生活面に分けて記入していくことでテスト期間の過ごし方など可視化できてきます。
出身中学校や住んでいる地域が違うと、中学校のテスト時期が異なっているなど
お互いに意見が飛び交うなかで高校生としての勉強法、勉強する習慣づけに何かしら気づきを得ていったようです。

スタッフからは、テスト期間に取り組めそうな学習方法を良い例、悪い例と具体的に示していくことで
最後は各自の目標設定を行いました。

一方、3年生は「就職や進学に向けたスケジュールの立て方」というテーマでワークショップを開催し45名が参加しました。

残り数か月。
来年4月には就職や進学で新しいステージに飛び立ちます。

そのためにもに、生徒自身で自分の未来設計を計画できるようにワークショップの内容を工夫しました。

具体的に年間のスケジュールを書き出すことで就職や進学に向けた自分の進捗状態が客観的に把握できます。

年間から月単位、そして週単位とタスクを作りながら、達成できるための情報収集を自ら率先してワークシートに記入していく生徒も出てきました。

スタッフや南三陸高校の先生方と一緒にスケジュールを細分化している生徒、iPadを使って職場や進学先の情報を検索し始める生徒など、
3年生にもなると、自分なりの方法でスケジュールを組み立てていく様子も見受けられました。

最後には、
「今後の進路の予定について調べながら細かい計画を少し立てることができました」
「意外と卒業まで時間がないことがわかった」
「改めてスケジュールを考えることによって見落としていた部分があったので、良い時間になった」などといった感想もあがりました。

今回のようなスケジュールの進め方は、社会人となっても必要なスキルです。
学生の頃からスケジューリング、PDCAといったサイクルで目標を達成していくプロセスをたくさん経験していってほしいです。