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夏休み日帰り体験 KIBOTCHA(キボッチャ)へ行こう!(後編)

前編のブログ記事はこちらから

お昼のバーべーキューの後は、再び校舎へ戻り竹灯りワークショップとなりました。
牡蠣養殖に使用した竹を再利用し、竹にドリルで穴を開けデザインを施していきます。
デザインの型紙を竹の表面にテープで貼り付け、そこに大中小の穴を開ける根気のいる作業です。

2人一組となり、穴開け作業を交代で行いました。
穴開けの力加減で竹の強度を実感したり、初めてのドリルが案外面白かったり、気が付くと皆、夢中になって穴を開けていました。
最後にオリジナルのデザインを追加する生徒もいて、それぞれの個性があふれる作品が完成しました。

本日の最後のプログラムはサンドアート体験です。
プロが作った巨大なサンドアート作品を前に、バケツで作るサンドアート作りにチャレンジしました。

バケツの砂に水を注ぎ固めたものを土台にして、像を彫り出していきます。
思い描いたデザインを細かく削る作業は難しく、プロの技術の素晴らしさを実感させられました。
泥だんごを作ったり、久々の砂遊びも楽しむことができました。

多くのことを学んだ、盛りだくさんの1日。
帰る頃には同級生同士の距離がぐっと縮まり、普段の学習会とは違った交流が生まれていました。

参加した生徒からは、
「ロープの結び方を今後の役に立てたい」
「バーベキューで自分が焼いた物を他の人が食べているのを見てうれしかった」
「竹は使わないとどんどん増えていくことが分かったから、これからは自分たちでもできる事をしたい」
「次はサンドアートをもっと上手に作りたい」などの感想がありました。

今回の日帰り体験を今後、楽しく思い出しながら、必要な時に役立ててもらえたらと思います。

様々な防災教育プログラムをご提供いただきましたKIBOTCHAの皆様、
本事業にご協賛いただきましたアプライド マテリアルズ ジャパン様、この度は貴重な機会を誠にありがとうございました。