9月14日南三陸町、9月15日仙台市にて、2日間にわたってIT-Drive(プログラミング教室)を開催しました。
マイクロビットは英BBCが作成したプログラミング学習マイコンボードで、小さなボードの中に沢山のセンサーやLED、スピーカーなどが搭載されています。
それらをメイクコードというサイトでプログラミングすることで、音を鳴らしたり、LEDを光らせたり、様々な表現をすることができます。
当日はmicro:bit教育財団の講師からレクチャーを受け、試行錯誤しながらも楽しくプログラミング工作に取り組みました。
今回のイベントでは、マイクロビットを使って手を動かせるロボットを作成するまでがゴールです。
「マイクロビットのボード上にあるAというボタンを押すと、ロボットの手に取り付けたモーターが90度動く」というプログラムを完成するとゴール達成になります。
まずはmicro:bit教育財団の講師から
「コンピュータとは何か?」
「身の回りにあるコンピュータの例は?」など身の回りにITが沢山あふれていることを学ぶレクチャーを受けました。
次にいよいよマイクロビットの体験。
初めてのプログラミング、慣れないノートパソコンのタッチパッドに苦戦しながらも、みんな粘り強くプログラミングに取り組んでいました。
更に今回はパソコンの中だけでプログラミングを体験するだけでなく、
自分が書いたプログラムをマイクロビットにダウンロードして反映し、
実際に動くロボットを作りあげていきます。
子どもたちはマイクロビットとモーターを接続し、ロボットを組み立て、Aボタンを押したときに手が動くようプログラミングをしていきました。
実際にロボットの手が動いたときには、
「動いた!」といった驚きや喜びの声があがり、会場も大きく盛り上がりました。
ロボットの手を動かすだけでは満足できずに、メロディーを鳴らしながら手を動かす、
手を前後に動かし続けたりするプログラムを組む子どもまででてきました。
開催後のアンケートでは、
「日常で使っている便利なもののほとんどがプログラムされて動いているということを知り、学ぶことができた」
「プログラミングは苦手意識を持っていましたが、今回の体験がとても楽しくできました」などの感想が集まり、
難しいイメージを持ちがちなITはとても身近であること、取り組んでみれば楽しく、簡単にできることが理解できたように思います。
これからもITにとどまらず多様な体験の機会を子どもたちに届けていきます!